Yoshio Okada（岡田良男）
折る刃だから商品名はオルファしようや！世界初の折る刃式カッターナイフの考案者、スーパージャパニーズ岡田良男氏（オルファ創業者）は「当たり前＋当たり前」のコンビネーションでイノベーションをもたらした例と言えそうだ。戦後まもなく靴職人が物資の乏しい中ガラスのかけらで靴の裏側を磨いていたこと、と、進駐軍が食べていた板チョコ、から折る刃式カッターナイフを思いついたのだそう。イノベーションは単なる足し算から起こる、の典型とも言えるけれど、そこいらへんにヒントはたくさん落ちているのも確かのことで。気づき発、アイデア経由、イノベ―ション行の切符を思い起こすのに充分な話で、国内外のイノベーターは大阪府大阪市のオルファ株式会社に展示されている第一号折る刃式カッターナイフに魅了されるのではないだろうか。サビれぐあいにグッとくるのは私だけではないだろう。いい感じだ。
