藤本信夫

Nobuo Fujimoto(藤本信夫)

今月、来月とIMM、ILTM APAC、Horasisなどグローバルカンファレンスが相次ぐけれど、コロナ禍の1年で「Regenerative」とか「Concious」とか、古い概念だけど新しく意味付けのされた言葉がよく出回るようになった。Wellnessというのもそのひとつ。キャニオンランチ https://www.canyonranch.com/ や ロンジェヴィティ https://longevitywellnessworldwide.com/ は定番だけど、今ではカッコよく言われるWellnessの原点も、日本にあるのではないの?と思わせてくれるのが、大阪はフジ医療器の創業者、スーパージャパニーズ藤本信夫氏ががらくたを寄せ集めて作ったマッサージチェア第一号の写真だ。銭湯にたわしを売りに行った際に「こんなのがあったらいいな」という気付きが、モノからサービスへ、フィジカルからメンタルへ、の流れの中形を変えて進化していったと考えれば、ウェルネストラベルの原点は銭湯にあると言える(筆者が大学生時代は260円だった記憶がある)。江戸時代に流行ったものを調べまくって、その情景から「こんなのがあったらいいな、現代だとなにかしらん?」と考えていく商売の発展の原点に気付くに十分なストーリーを創れるのもパックストクガワの恩恵と言えそうだ。アイデアは銭湯にあり。

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