Yasuzaburo Kobori(小堀保三郎)

現在はほとんどの乗用車に装着されている【衝突時乗員保護のシステム】、いわゆるエアバックの基本特許を1960年代に持っていたスーパージャパニーズ小堀保三郎は栃木県上三川町出身、筆者の実家のすぐそばだったようだ。

日本においては消防法の壁に阻まれ、最初の製品化にこぎつけたのは流石のメルセデスベンツ、1980年のことで、資金不足から経営に行き詰まりその5年前に自殺した保三郎も違う世で苦虫を噛み潰したことだろう。資料によれば、現在も開発が続くさまざまな車内安全装置はほとんど保三郎の発明だったのだとか。自動車殿堂入りも頷ける。

50年前の話で、消防法の壁は大変悔やまれることだが、いかに規制改革が大切かを物語ることとしても覚えておきたいスーパージャパニーズだ。

ピニンファリーナもたしかにすごいけど、こちらの方が凄みを感じる。

#superjapanese #yasuzaburokobori

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