長崎空港から飛行機で約30分の壱岐市は、梅屋庄吉氏の奥様であった梅屋トクさんの故郷ですが、今でもトクさんの血を受け継ぐ方々が生誕地近くにお住まいで代々伝わる話も残っています。元々壱岐市は魏志倭人伝に掲載されているほどの日本史をたどるルーツのひとつとなっており、見どころの一つとして古墳があります。中でも長崎県で一番大きな前方後円墳や遺跡復元公園は古代日本人の生活も垣間見ることができ歴史好きのトラベラー必見のデスティネーションとなっています。
壱岐の温泉は温泉好きのトラベラーに非常にお勧めしたいもので、中でも世界のoff-the-beaten-pathとして海外でもよく知られている旅館「海里村上」やそのすぐ近くの「平山旅館」をお勧めしたいところです。応神天皇由来の薬師如来の湯は茶褐色源泉で好みは分かれるかもしれませんが長期滞在で温泉治療やウェルネスライフをベースにしたい旅行者の皆様にとってはもってこいのデスティネーションです。海の幸も当然ながら豊富ですので非常に満足度の高い滞在型旅程を組むことができるでしょう。
その他にも、海女さんが奉納した海の中の鳥居や、日本のモンサンミッシェルと呼ばれる鳥居、古くから存在する神社における神楽など、インスタ映えするスポットや行事も数多く、最近では若い女性の移住も増加しており、老若男女が長期滞在も楽しめる国内旅行のスポットとして選択肢から外せない要素に満ち溢れています。